今回のベルリンマラソン車椅子部門で銀メダルに輝いた副島正純選手!!
今回のベルリンマラソンウィークで私はたくさんの人と出会い、色々な話を聞かせて頂き、本当に勉強になる興味深い一週間を送る事が出来たのですが、その中でも印象的な出会いだったのは、この副島正純選手と奥様です。
私、実は去年のベルマラ、ゴール真横のVIPで見せてもらっていたので、副島さんが去年も2位だったのを覚えています。日本からの選手がここベルリンでこんな素晴らしい成績をおさめた!という事で興奮し、なんとか一言、遠目でもおめでとうの声をかけられないものかと思っていたのだけど、その時はなんとなくチャンスを逃しました。でも、帰ってから彼の名前をネットで検索しました。なんとまあ、その前の年は、ベルリンマラソンで初出場、優勝をしている!すごーーーい!
でもベルリンマラソンの翌日の日本のサイトや新聞でも彼のその栄光を讃え記事にしているところを探すのは簡単ではなかったです。
ゴルフや野球、サッカーなど花形スポーツが大きく取り上げられるのは分かるけど、彼らのゴシップネタなどくだらないものに食い付くことの方にメディア人としての遣り甲斐を感じている人たちってビミョーとか思いながら軽くムカっとしたのを覚えています(笑)
ゴルフ業界にいてもメディアの報道に偏りがあるのはよく感じることで、外国人選手はそれに関してすぐに感づきます。私は通訳なのでその手の話や愚痴や嫌味を外国人選手たちによく聞いていましたから驚く事ではないけど、取り上げるネタがくだらな過ぎて・・・最近では選挙っていう大事な時期にノリピーばっかりだったでしょ。最初はあのノリピーが?!ってびっくりするからまあ分かる。私も失踪した時は気になった。でもあまりにも何日も食いつきすぎでしょ。しかも出所の時、ヘリまで飛ばして、車追いかけて何になる?って感じ。強盗をカーチェイスしてる??全然違うし…ノリピーだし…みたいな

みんな自分の為に必死になるのは当たり前なので、言い分もあるだろうし、仕方ないんだけどさ、世間にはネガティブなものばかりでなく、ポジティブなエネルギーに換えられる可能性のあるニュースもあると思うと、副島選手の活躍なんかは結果の記事としてだけでなく、背景も含めて取り上げるぐらいのトピックなのではないかと思ったので、今回の2位も知ってる人あまりいないのが現実なのではないかなーと思うと、とても残念な気持ちになります。
そんな熱い気持ちにすぐなっちゃう私も、実際、他人様の為に何をしているか?というと何も言えないです。その時熱くなり、彼のサイトを見て色々考えたり感じたりはしたものの、何が出来た事ではありません。
でもね、今回、ベルリンマラソンのこの仕事で、副島さんご夫婦とたくさん話をする機会に恵まれたの

彼らが火曜日の夜遅くに着くと言う事だったので、実はホテルまでドアTOドアで一時間ぐらい掛かったので、帰りが夜中になる地下鉄

が若干怖かったのだけど、ここはまあチェックインだけだけど、折角遥遥日本から来るわけだし、お迎えしましょうって言う事で私のこの週のボスと相談し、待っていました。
飛行機がさらに遅れ、入ってきたのは11時ちょい前だったかな・・・とっても疲れている様子でした。この時は必要な書類を渡したぐらいで特に話はしませんでした。
でも毎日顔を合わせて行くうちに、少しずつ話が出来ました。
でも、私が一番、密かに悩んでいたのは、レース前の選手の心境とか分からないから、気を遣いたくてもどうやって気を遣えばいいのか、かける言葉さえ浮かばなくてね。
ゆっくり休んでくださいとも言っていいタイミングなのか、おいしいもの食べて〜とかビールは何がおいしいですよーとか、息抜きに近くの美術館でも行ってみては??とか〜言えないよーーー

だって知らないもん、彼らにとってレース前がどんな心境で何が必要でどうしていたいかとか。
ゴルフ

なら、試合前でも時間もあるし、前にも書いたストイックさでいうとゆるい。なので、上のどの言葉も言って失礼になるような事は知ってる選手ならばほとんどないでしょう。私なんか、昔、鹿児島の指宿でカシオワールドに来てる選手に、「7時に浴衣でホテルフロント集合ね!砂風呂連れて行ってやっから!」みたいな(笑)セベとかヒメネスとかロッカとかみんな(笑)彼らはこうやって息抜きするのも必要なわけで、これによってまたリフレッシュして次の日頑張れるってパターンがあるわけよね。←って、それにしてもアタシ、世界のそんな人たち相手に、ハチャメチャ過ぎだわね

でもマラソンの選手とかは分からなくてサー
結局レース前はそんなにお話というお話は出来なかったと思います。レース前、私が出るわけじゃないのになんか緊張してた。選手の気持ち、もらっちゃってたのかな・・・元

自称霊感少女(笑)
でも、レースが終わってから話をすることが出来てとーってもこのご夫婦を近くに感じることが出来ました。
つまり、「ご縁」だなと。ご縁キタッ

と。
このベルリン大会で、2位という素晴らしい成績であるのにも関わらず、ゴールした時はすごく悔しそう。
写真↓は奥さんが撮ったものですが、悔しくて顔をうずめています。
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悔しいけど〜〜でもでも!表彰式ではキラキラの笑顔を見せてくれました

(左)
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レース後、ホテルで聞きました。自分としても満足ですか?すると、全然満足でないと。
練習不足でもあったことが原因だと思うけど、体力的にきつかったと。その練習不足をカバーする為に、作戦を変えて、前半から飛ばして走りきろうと思い、ポイント、ポイントで勝負を仕掛けたそうです。(ここの勝負の駆け引きの話も実は、もっと聞きたい!と思っているところ。面白いね、スポーツって。聞けた時にはここでもみんなに話すからね!)
でも、ライバルの体力はそんな仕掛けには振り回されることもなく、すんなり一位を奪われたと。
悔しがっている彼を見た時に私はぐっと来ました。
私がいっつも思うのは、自分も含め、何かを後悔したり、悔やんだりしている時、本当にそんなに悔しくなるほどそれまでに努力をしているか?ってこと。努力もしないで悔しがってるのってかなり矛盾って私は思うんですよ。そう言い聞かせて自分でもなるべく自分の中に決めた事はきっちり矛盾のないように生きたいって目標にしているんだけど、なかなか人前で思いっきり悔しがるだけ、やりこんでいるかどうかの自信がありません。
でも、副島さんは違うって思った。この人、まだまだやる!って。ほんと、ぐっと来たよ。
これ、
ご本人のブログに書いてたので、オフレコではないと思うので書かせて頂きますが、レース前にお母様が亡くなっていたようです。ベルリンから帰ったらすぐに49日だと綴ってありました。
その心境、状況の中、練習が出来なかったんだなと。そして、他のトップアスリートたちは練習だけしていれば会社からお給料がもらえて、しっかり準備をすることが仕事みたいな待遇だけれど、副島さんは練習時間を確保するのも今は本当に困難なほど毎日仕事に追われているようです。
ただならぬ精神力ですよ。私が文章に表現出来るに限界がある。本当に。
マラソン界の女王、ドイツのミキテンコが世界陸上も棄権、ベルリンマラソンも棄権しました。
理由は副島さんと同じで、お父様を亡くされた事のショックが大きく、練習も不十分だからと…さらに、彼女は優勝出来ないレースなら出たくないというような事も言っていたと噂で聞きました…これ皆さんそれぞれどう思われますか…
彼女も世界のトップランク、そして副島さんも世界のトップランク…
障害者アスリートたちは、世界ランクでも環境があまりに厳しいのが現状ですね。
彼は年間、世界中で約20レースも走っています。
この数にも唖然です。こんなに出場している人は他にいるんですか?
本人に聞くと、いつまでこんな風に試合に出て行けるか分からないから、出れるうちは無理してでも出かけて行き走りたいと。
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副島選手について、そして彼を支える可愛らしい奥さんについてもまたゆっくり紹介させて下さい!
そう、イタリアから帰ってきて、オリバーの仕事の付き合いで私もシカゴにシカゴマラソンの為に同行するのだけど、そのシカゴマラソンにも出場されるそうです!なのでまた会えるし!
このブログを読んでくださっている方の一人でも多くが彼を知って、少しでも注目してくれたら嬉しいです。
副島正純ウェヴサイト、ウィキペディアも経歴、戦歴見るには見やすいかも!
副島正純選手!一緒に応援しましょう!!