OTTOの日本語の先生は、本当に日本語講師の資格を持っているのかも私には分からないけど、間違いなくドイツ語は出来ないみたい。
出来るけど全部日本語で授業しているのではなく、本当に出来ない。
だから、OTTOら生徒たちの質問が理解出来ないので、授業中に疑問に思った事を生徒たちは質問することが出来ない。仮に質問しても、なんだかアヤフヤだったり間違った解答が帰ってくる。これって…ちょっと苦しいねぇ。
私がドイツ語を習った時も、何も知らない私でもオールドイツ語の授業を受けるしかなかったけど、生徒たちはみんな英語が出来る。なので初心者のクラスになればなるほど、出来るだけドイツ語の努力はしているけど、どうしても質問や、分からない時は英語が飛び交い、先生たちもドイツ語に徹底するように言われているけど、まったくの初心者相手にそれでは拉致があかないことが分かっているので、場合に応じてそれを受け入れてくれていた。
しかし、そのOTTOのドイツ語の先生は英語もドイツ語も同じ初心者レベル…
なんで先生になれてるのかが分からないけど…そこはおいて置いて…
昨日も週に一回のレッスンから帰って来たOTTOは、「先週の授業よりはまだ良かったけど…でも、なんだかヘラヘラ笑いながら日本語で解説するから、何が言いたいのか表情とかからも伺えないんだよねぇ…そもそも何が面白い、可笑しいのか全く理解出来ないから、こっちはシーンとしてしまっていたんだよー」って。想像つくね。自分がうまく説明できないことを笑ってごまかすヘラヘラだってこと。でも、これ海外で通用しないよね。
厳しいこと言うけど先生じゃないね、この人は。先生のキャリアがあったら、そういう意味の分からない、笑いながらの授業はしないでしょ、プロなんだから、抑えるべきポイントはしっかり真顔で強調して話すとかするでしょ。
ボランティアでやってるならいいけど、お金もらってるのだから、せめてもう少しちゃんとしてほしいね。
高い月謝を払っている(日本語レッスンは他の語学より高い)ので、私としては、納得がいかない。でも、夫婦がゴルフに一緒に行くと、けんかになるような…それと似た現象が起きるのか?甘えが出るから起きる現象なのだろうけど、やっぱり、お金払って習いに行っているのと、自宅で家族に教わるのとでは違うでしょうねぇ。
彼はそれをわかっていて、わざわざ習いに行っているのだと思うから、せめて先生がいい先生、もしくはちゃんと“プロ”であって欲しかったってのが私の気持ち。これ、子を持つ親の願いと同じだね。
昨日彼が習ってきたものも、数の数え方で、
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ…って、これ必要か?って思った。
私だったら、折角、既に1から1000までの数の数え方を出来るようになってるのだから、それを利用したもっと簡単な、1こ、2こ、3こ・・・を教えるよ。
この「こ」も、ものによっては使えない、えんぴつが1こ・・・とは言わないから。
でもさ、通じるじゃん?!とりあえずは、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・なんて言い方は後で教えると思う。
日本語は難しいから初心者に教えるほど大変なのは分かるけど、間違いを平気で通して断言してはだめだと思うんだよね。ひとまず、そうやって覚えておいて、まだ先があるから・・・とか言わないと〜
なんて、ちょっとね、先生の力のなさで、まじめに予習、復習しているOTTOが振り回されて、惑わされて頭混乱しているようで可愛そうになって・・・ってこれも親ばかのパターンか?
とりあえず、日本に帰ったら、日本語講師の教本を仕入れて、OTTOに何か聞かれたら、私はしっかり、きっちり答えて上げられるようにしておきたく、勉強することに決めました。
今年の目標がひとつ増えたね。「日本語を知る」です。
posted by wakaba at 02:35|
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Berlin☆喜怒哀楽
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