
ドイツでは初めて作るので、小麦粉やオーブンを試すための試作のつもりだったのだけど、気がついたら残り3個



今週末、叔父、叔母らを家に招いています

去年、このブログでも話したことがありますが、少し気難しい叔父さん夫婦・・・覚えてないかな?今は問題はないのだけど、まだ後遺症というか、多少びびってたりする気持ちがどっかにあって


オリバーが鍋がいいというので、こてこて和だしの薄味の鍋では微妙かな〜と思って、和洋折衷アレンジ鍋を考えています。
前菜を数種類作ることで、彼らに逃げ場を与えて置いてあげようとも思ってます(笑)もしも鍋が口に合わなくても、そっちで食事を楽しめるようにワインに合う細かいもの色々。
で〜〜問題は、デザート。
本当はイチゴ大福作りたかったのだけど、叔父、叔母に鍋に続き、あんこと餅もチャレンジさせるのはどうかと思い、とりあえず無難に〜でもありきたりでは詰まらないしなんか一ひねり〜と考えて思いついたのがシュークリームなんです

フランスのお菓子なので、こちらにもあることはあるみたいだけど、普段出かけるスーパーやカフェやケーキ屋さんなどではまず一度も見かけたことがありません。日本では、コンビニでもスーパーでもどこでも必ず売られている庶民派スイーツの代表なのにこちらではもう少し特別感があるのかな。
こっちでは、ずっしり重たいケーキとか、ポッソポソのケーキとか・・・わたしがカステラを作ってみんなに出した時、あのしっとりした生地の感じに感動してた人もいました、。
ケーキもパンも日本では材料に惑わされたことはなかったのだけど、こちらでは何度も小麦粉のせいで酷い目に合っているので、この今日の試作は必須でした。
日本みたいなフワフワのスポンジケーキはこっちの小麦粉では無理!と言うことも聞いたことがあるほどに、同じ小麦粉という名前でも色々あるんですよ〜でも家にあった小麦粉で大丈夫そう!
カスタードクリーム

楽しい?っていうか、面白いのです。
クリームが出来上がっていく感じが秒刻みで分かるから

今日はバニラビーンズはなかったので、バニラエッセンスと、またわたしの得意技、洋菓子には何でもかんでも調子に乗って入れちゃうラム酒を。わたしの好きな少しソリッドな感じのカスタードクリームにしました。
艶だしのため、生地の表面に卵を塗ったので、色は濃い目に写っていますが、フワフワで全く問題なし!
今週末はこれで行きます!今日は試作なので、型もスプーンで落としただけだし大きさも揃ってないけど、当日はもう少し気を使いましょうかね。粉砂糖振ったり、チョコレートかけてエクレア風にしてあげたりしておもてなし風に。(って実際、そんな余裕はないかも。わたしの料理って台所が戦場のようになります)
オリバーは、家庭でこのシュークリームが作れるものかと思ったらしく、すっごい感動して、「カワイイ!カワイイ!」ってニホンゴでシュークリームに言いながらパクパク食べてました(笑)
お菓子はやっぱり美味しいし、自分でもよく作るけど、気になるのはカロリー。
自分で作り出して、シナモンロールとかヤバイな・・・と知るのです。
シナモンロール、大好物だったのだけど、あの材料を知って、ちょっと引いてしまった(笑)でもこの前久しぶりにシカゴで食べたらやっぱりサイコー

と、シナモンロールは一個食べたら、その日は何も口にするな!と言いたくなるほどの超ド級の高カロリーですが、わたしの中でアイスクリームとプリンとシュークリームはカロリー的にまあそんなに気にすることもないと信じようとしている“あり”のスイーツです

そうそう、タイトルの「風の袋?」ってなんだ?って思ったと思うのだけど、ドイツ語でシュークリームのことを“Windbeutel”と言うそうです。Windは英語と同じでBeutelは袋って意味。
これを聞いて浮かんだ絵は、子供のころビニール袋を持ってその口に風を入れるように走った記憶ありません?(笑)それ。
そんな風にプクーと膨らむからこういう名前なのかなぁと。