大好きなジェフに続き、大好きなトム(Tom Lehman)と再会

すっごい感激してくれた。もちろん私も感激。
彼とはVISAでもフェニックスでもカシオのように複数の招待外国人選手がいる大会ではなく、東海クラッシックの招待外国人選手として、彼が全英オープンに勝ったその年に来た時にマンツーマンで専属通訳としてついていたから。
複数の選手のお世話役をする時とは違い、完全にマネージャーのようにその週は、おはよう!からおやすみ!まで張り付いているので、通訳といっても現場だけでなく、食事も移動も買い物も何もかも一緒。しかもこの時は、ハプニングでプロアマの時にキャディーさんが具合が悪くなり、急遽私がキャディーを勤めるっていうこともあって、本当にいっぱいいい思い出があるんですよ。私の身長に対してバッグが大きくて、さすがにすっごい重たかったけど、トムはバッグの中身を必要最低限にして、肩掛けも思いっきり短くしてくれてね…大丈夫かなと思いきや、なんかテンションあがっちゃって余裕だったの覚えてる。
他にもこういうスタンスで仕事をさせてもらってたくさんいい思い出分けてもらった選手はいるけど、その中でもトムの場合は特別なのです

このブログのどこかで書いていると思うのでその話を覚えていてくれている人もいるかも知れませんが。
とにかく、感動の再会!
キャディーさんのアンドリューも何もかもはっきり覚えていてくれて、すっごい喜んでくれて、なんかそれを見ていたファンの人たちも和んでた位だよ。
ジェフ同様にあれこれ話をしたんだけど、その時に驚いたのは、もう13年前とかの話なのに、トムと私はかなりシリアスな深い話を朝まで語ったんだよね。家族とか人生のこととか神様のこととか…
その時の私の台詞や彼に投げかけた質問や話を本当によく覚えてて、「あの時、どんなに深い話してたか、覚えてる?僕ははっきり覚えているよ」って。
私の話は彼にすごくインパクトを与えたそうです。でも、その私の話に対して彼が出してくれたアドバイスやものの考え方への導きも、私のその後の人生に今でも大きく影響を与えてくれているんです。
通りすがりのような、一回きりの仕事のご縁だったにも関わらず、真剣に語り合った時の思いが、13年の時を経て、また再会を導いてくれて、その再会はまた感動的な心のこもった言葉にあふれた。
OTTOを紹介して、結婚してドイツにいる事を言うと、何度も何度もおめでとうって言ってくれた。優しい。心がこもってるなーって感じた。
OTTOはゴルフ知らないけど、私と出会ってから多少ゴルフを意識しだすと、やはりメジャーな選手は名前も顔もどっかで見たり聞いたりするので少しずつ覚える。
ジェフやトムとの感動的な再会を、彼は友達や親に説明する時に、「ベッケンバウワー

なるほど、ドイツだけに、ドイツの人たちにその感じを説明するにあたり、“ベッケンバウワー”を出してきたか(笑)でも、まだ一応みんなバリバリの現役だから、最近まで現役だったオリバーカーンって例えでもいいんじゃないかな?って思ったのだけど(笑)
“出会い”も“つながり”も色んな形がある。
離れていても、それが例え一回きりの出会いでも、回数や年数など関係なく、つながれるご縁もあるんだってまた実感した再会でした。
私も母国の日本を離れ、友達を恋しく思うことはある。帰国したって東京だけでなく、あちこちに会いたい友達がいるし、限られた日数や予算の中でみんなに会いに行くことも出来ないし、結局何年も会わずにいる人はたくさんいる。
でも、つながりを感じている、また感じてくれている人たちとはまた必ずいい再会が出来ると思ってます。