すっころんだ。
走っててではなく、歩いてて。
なんっつーか、ここで文句言うわけじゃないけど、日本は他人に対して冷たい部分もあるけど、相手を優先する精神もすごくあるじゃん。小さなことでもさ。
こっちは、他人に対して温かい部分も多いのだけど、日本独特の「どーぞ、どーぞ」的な…あれは逆に変だと思われる=ないに等しい。
決していつも本心とは限らないけど、取りあえず相手に譲る?!とか、謙虚さ重要!みたいな感覚は、日本人特有だと思う。ドイツ人も親切な人はたくさんいるし、助け合い精神は日本の何倍もあるけど、本心でないのに自分が遠慮して相手に譲る…ってことはしないと思う。
このメンタリティーは通用しない。
…例えば、道の真ん中歩いてて、誰が来ても道を開けてくれないとかね。お前がよけろ、みたいな?もちろんドアを開けてくれたりするわけで、道も開けてくれる人の方が多いと思うけど、断固として開けない、開ける必要がない!と思っている人の数は日本より全然多いと思うわけ。
よっぽどの事がない限り謝らないとか、普通です。この前、ジムで支配人の女性と契約継続のことで話しになったのだけど、自分が言った事、約束した事をすっかり忘れているのにも関わらず、私を悪者にして、それが遠慮ないんだよね。「私は絶対言ってない!あなたが何と言おうと私が正しい!」って。
でも、こっちも自信があったし、言われた事も契約書も証拠もあったので、いちいち面倒だとは思ったけど、そのままではいい様にされちゃうので、その書類を揃えてまた出直して来た。
そしたら、その支配人、自分が間違ってた事分かったのに、一言も謝らなかったんだよ。散々、私に大声で主張したくせに。一切ごめんなさいね、の一言も言わない。支配人だよ。
これは間違いなく、日本では考えられない。でもよくある光景です。
でさ、話戻しま〜す(笑)
混み合う通りをオリバーと歩いてたんだけど、前からも後ろからも人が歩いてくる状況、足元が雪のせいで滑るんで、みんな、いつもより一層道を譲らないワケ。多分、普段なら譲り合ったりもあるんだろうけど、危ないからね。常に本心で動くから、自分の身を守る事が優先と思えば譲るわけないわね。
まあこれ、普通なんでいいんだけど、私は、どうぞ、って精神で自分がよけて歩いてたんだよね。
したらさ、よけたところが氷の山みたいになってて、ヤバイと思った時に、後ろと前からマイペースに人が突進して来たもんで、その人たちにはぶつかっては行けないと過ぎった瞬間、絵に描いたようなスっ転びをしました。
漫画のバナナで足滑らせて空中飛ぶようなスっ転び。
強打。
しかし!ワカ父(←出た)の教え”柔道の受身”で、大事には至らなかったです。
受身をキメタ

左腕と左の臀部から腿にかけての打撲で済みました…っても、強烈痛くてねー腫れててね〜しかも、少し時間が経ってきたら、アザになって、その色がすごい。
お尻も強く打ってて、今日もランニングトレーニングして来たんだけど、一歩一歩でいちいち衝撃があるんだよね。打ったところが一歩一歩痛む。まあ、しょうがない。
そうそう、ワカ父の教えの柔道の受身とは…(笑)
小学校1年か2年生ぐらいだったと思うのだけど、ワカ父に「受け身だけ習って来い」って柔道の道場に入れられた(爆)
当時女の子で柔道している子がその道場には一人もいなくて、私から見たら大人みたいなお兄ちゃんたち、多分中学生とか高校生の中で、一人端っこでひたすら受け身を何百回もやってたんだよ(笑)
親に言われるままにやるしかなかったんで、嫌でも仕方ない、行ってたけど、お父さんが何を考えているのかよくわかんなかった。
娘に「受け身だけ習って来い」とか言う親って??(笑)彼の中で何がそこに?本当にワカ父だけは、奥が深すぎるんだか、浅すぎるんだかわかりません。
でも、この結構なスッ転びが、大事に至らなかったのは、あの時、ワカ父が私を道場に連れて行ったからだ?って初めて思いました。
初めて受け身がキマリマシタ

痛いんだけど、自分で思い出しながら書いてて笑っちゃいます。
お父さんの中で、娘に受け身を…って発想が、笑っちゃうけど、彼は至って真面目なんで。
世の中甘くない!って事を色んな面で教えて見せてくれた。生きるには、心も体も強くないと駄目だって、どのマニュアル本にも絶対書いてない様な方法、ワカ父なりの発想で教えてくれました。
それにしても、名台詞じゃない?「受け身習って来い」
大怪我に至らず、ワカ父の教えでまた救われた(笑)
posted by wakaba at 15:15|
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